|
鳴沢氷穴は青木ヶ原樹海の東の入口に位置し、年間を通して観光客がたえず富士五湖観光のひとつに数えられています。
今から1130年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つのトンネル式になった洞窟です。
昭和4年に文部省の天然記念物の指定を受けてから世界に紹介され、地質学上、貴重な存在となっています。
ちなみに 鳴沢村の樹型溶岩群はスパイラクルの数では世界有数といわれています。
|
|
総延長150mと短い為、所要時間は6,7分程度です。 |
|
溶岩樹型
氷穴売店の前にある
溶岩樹型です
|
 |
|
 |
◇氷穴の四季◇
◇春はつららや氷柱などができあがる頃で、一年を通じて
一番氷が多いシーズンです。
また、氷りやすい為に毎日階段など全般にわたり薄氷
が張る為たいへん滑りやすくなっていますので、充分
注意して入場くださいませ。
◇夏は外部の気温が30℃以上になる為洞内との温度差が
30℃程になり、物凄く寒く感じます。真夏の炎天下でも
体の芯まで冷えますので絶好の夏のスポットになります。
◇秋になると紅葉が美しく、紅葉台から風穴間の自然歩道が
気持ち良いシーズンです。氷穴内の氷は秋の長雨などもあり
じょじょに減ってきます。
◇冬になると雪におおわれ、外が寒く中のほうが暖かいという
逆転現象がおこります。無くなった氷も1月頃からぼちぼち
と出来はじめるのがこの頃です。 |
|
|
 |
溶岩トンネル
1100年程前の巨木の跡
|
入口階段 |
 |
 |
氷の貯蔵庫
大正年間冷蔵庫がなかった時代に
氷を貯蔵していた跡です |
入口天井 |
 |
 |
氷の池氷柱
春から秋にかけて
秋の終わりには
ほとんど残っていません |
種子貯蔵庫
蚕や種子の保存に使われていました
|
 |
 |
帰りの階段
帰りはいっきに階段を登るため
大変疲れます、心臓の弱い方などは
止めた方がいいかも |
古井戸
昔はこの井戸を使っていました
|
 |
 |
出口 |
入口階段
春先は滑りやすいので注意! |
 |
 |
洞内にある小鳥
ミソサザエの巣
洞内にはコウモリも住んでいます
昼間は活動しないので
見られません |
|
|